【にんにく練り味噌】簡単レシピ&作り方!

にんにく練り味噌とは味噌ににんにくを入れて練り上げた調味料です。

にんにく味噌だれと似ていますが、にんにく味噌だれよりもねっとりしていてタレというよりは風味の強い味噌と考えた方が良いでしょう。

野菜や肉、魚につけて焼いたり、うどんやラーメンの隠し味にもおすすめです。おにぎりに塗って焼おにぎりにして食べても美味しいです。そのままご飯につけても食べられます。

私はキュウリやにんじん、セロリの野菜スティックにこのにんにく練り味噌をつけて食べるのが好きで本当に止まらなくなります!

色々な料理の隠し味に使える万能調味料ですので、是非、お試しください。

にんにく練り味噌の作り方

材料

  • にんにく : 60g(約一個)
  • タマネギ : 60g(約半分)
  • サラダ油 : 大さじ2~3杯
  • 赤みそ : 250g
  • 砂糖 : 130g
  • 酒 : 大さじ4杯

※出来上がりは約500g目安

作り方・レシピ

  1. にんにく、タマネギをフードプロセッサー(ミキサー)にかける。
    ※もちろん、おろし金ですりおろしてもOK。
  2. 鍋にサラダ油を入れて熱し、1を入れてよく炒める。
  3. 2に赤みそ、砂糖、酒を加えて混ぜ合わせ、弱火で20~30分、木べらで底のほうから混ぜながら焦がさないように練り上げる。
  4. 十分冷ましてビンやタッパーなどの容器に移す。
    ※容器はよく洗っておきましょう。保存する場合は煮沸消毒した方が良いでしょう。
  5. 出来上がり!

にんにく練り味噌の保存方法

「にんにく練り味噌」は保存性が高いので、一度に大量に作り常備しておくと、便利で費用も安く済みます。にんにくの産地である青森県田子町ではどの家庭にもこのにんにく練り味噌が1~2kg単位で常備されているそうです。

保存のポイント

  • 密閉性の高い容器を使う
  • 容器を煮沸消毒する
    ※電子レンジでの煮沸消毒でも大丈夫です。
  • 基本的に冷暗所で保存できます。
    ※心配であれば冷蔵庫で保存しましょう。

保存期間

冷蔵庫で保存するならば2ヶ月は保存が可能です。未開封のまま冷蔵庫に入れるならば1年ぐらい保存が可能です。

※保存状況によって期間は変化しますので、必ずしも上記の期間保存できるわけではありません。保存した場合は食べる前に見た目と味をチェックして、おかしいと感じたら迷わず捨てましょう。

にんにく練り味噌の健康効果

ご紹介したにんにく練り味噌は「にんにく」と「味噌」の栄養効果を得ることができます。にんにくの効能はこちらをご覧ください。

味噌にはその成分内容から、消化促進、整腸作用、胃潰瘍予防、コレステロール抑制、脳卒中予防、疲労回復、老化防止、肝機能強化、癌(がん)予防、美肌効果などがあると言われています。

特筆すべきは両者の相乗効果であり、その代表はコレステロール抑制効果でしょう。

にんにくに含まれるイオウ化合物、味噌に含まれるイソフラボンはそれぞれコレステロールを抑制する効能があるため、両者の相乗効果が期待できます。

ニンニクのコレステロール抑制効果の詳細はこちら

その他にもにんにくと味噌に共通する効能として、胃潰瘍予防、疲労回復、肝機能強化、癌(がん)予防などがあります。

尚、効能を気にする場合は練り上げる過程で、極力火加減を弱くするように心がけましょう。にんにく及び味噌の有効成分の大半は熱に弱いので、低温で作ることが必要です。

にんにく練り味噌の注意点

にんにく練り味噌を作る時の注意点

にんにく練り味噌を作る際に弱火で20~30分練り上げる必要がありますが、この時かなりにんにくのにおいが拡散して臭くなります。

臭いが残らないように換気を十分して調理を始めましょう。

にんにく練り味噌を食べる時の注意点

にんにくだれなどの調味料と比べるとあまり口が臭くならないのですが、食べ過ぎるとやはり少し臭います。

にんにくの臭いが気になる方はこちら(翌日のにんにくの臭いを消すために今すべき対策とは?)を参考にしてください。

また、比較的塩分が多いのでおいしいからといって食べ過ぎには気をつけましょう。